心理学を雑学っぽく紹介するページです。
心理学のミニ知識を駆使し、素敵な恋愛を実らせませしょう。
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■テレビのチャンネルを次々と変える人
恋人同士あるいは夫婦でテレビを観ていると、番組の途中で、チャンネルを次々と変える人がいます。
コマーシャルの時間になると、この行動はますますひどくなり、テレビの画面を見ていられなくなるぐらい目まぐるしくチャンネルを変えていきます。
隣で一緒にみているあなたはたまったもんじゃありません。
「ちょっと、やめてよ、目が回るじゃないの！」
「落ち着いて番組を観ましょうよ！」
ところが、この癖はそうかんたんには直りません。
最後には、あなたは頭にきてテレビから離れることになり、その後しばらく口もききたくない、という状態になります。
百年の恋も冷めるという事態にも発展しかねません。
こんなことをする人はどういう心理状態なのでしょうか？
この行動は、男性に多い癖で、ある種の上昇志向からくるものだと考えられています。
常に有意義に行動したい、つねに新しい情報を知りたいという潜在的な心理の表れだというのです。
実際の行動が上昇志向でなくても、男性は深層心理のなかで常に上昇志向を持っています。
前にみたことがあるコマーシャルは観たくない、映画や番組も面白くない場面にさしかかると他の番組を探すためにチャンネルを変える。
これは人間の本能的からくる行動なのかも知れません。
もう一つの理由は、最近のデジタル社会にあるとも言われています。
多くの仕事をコンピューターでこなす昨今、知りたい事はただちにパソコン画面にあらわれます。
また、仕事の指示や依頼も、コンピューターを通じて瞬時に伝達されるような仕組みになっている会社がほとんどです。
そのため、待つことにストレスを感じる社会になり、知りたいこと、やって欲しいことがただちに実現しないと、欲求不満がつのるのです。
もし、交際相手が同じような癖をもっているとしたら、このことでケンカなどせず、ある程度受け入れてあげることも必要です。
注意をするときはソフトに優しく。
本人に悪気はないのです。
また、チャンネルを次々と変える人が、交際相手を次々と変えるような人だということはありません。
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